Photo by susteb
不要となった布団を回収し、再生素材へと変わらせるプラットフォーム「susteb(サステブ)」。専用キットを使った家庭からの回収のほか、商業施設や自治体とも連携し回収タッチポイントを増やしている。新しく生まれ変わった商品のオンライン販売もまもなく開始予定だ。
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自宅にいながら布団を始めとする寝具の回収を依頼できるサービス「susteb(サステブ)」は、回収した寝具を新しい資源に循環させている。
サービスを展開するのは、オンライン診断によるパーソナライズドマットレスを提供するSleepTechブランド「×Sleep(クロススリープ)」を運営する株式会社yuni。
申し込みをすると、自宅に布団回収キットが届き、付属の圧縮袋で圧縮し梱包したものを、佐川急便に玄関先で手渡すだけと、フローはシンプル。
回収された寝具は、洗浄・滅菌された後、羽毛や綿などを取り出し、独自の技術で分解・裁断。再生素材「susteb fiber」をつくり、新しい座布団などの中材や軍手などに生まれ変わらせる。生まれ変わった再生商品はまもなくオンラインショップで購入が可能になる予定だ。
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寝具の製造には、水鳥の羽の大量使用や、広大な綿畑を必要とするなど問題点も多い。また、大量生産、大量消費の構造に陥っており、使用後のリサイクル率は2%以下と低い(株式会社yuni調べ)。
業界が抱える課題の解決を目指す「susteb」は現在、月に2万枚ほどの寝具を回収し再生させている。
家庭からの回収のほかにも、商業施設と提携し提携店舗に持ち込むと再生した商品の割引を受けることができるサービスの展開や、全国自治体から廃棄予定の寝具を引き取るなどの取り組みも行っている。
お問い合わせ先/株式会社yuni
https://yuni.co.jp/
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